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自分の魅力を伝える履歴書の趣味・特技欄の書き方とは

履歴書はアルバイトや就活をするときに、必ず書くといっても過言ではないと思います。そんな履歴書には趣味・特技を書く欄があります。趣味・特技と言っても何を書いて良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。そんな方に趣味特技を書く意味や書き方を解説したいと思います。

履歴書に趣味・特技を書く意味とは?

なぜ趣味・特技を書くのか?

大量の履歴書に目を通す採用担当者にとって、趣味・特技はあなたの人柄を判断する重要な項目です。志望動機などの他の欄はどうしても良い印象に書こうとするため、似たり寄ったりの内容になりがちです。しかし、趣味・特技はあくまで個人的な好みやこれまでの経験を書くため人間性や生活感が出やすい項目なのです。魅力的な書き方ができれば、採用担当者の目に留まる可能性も高まります。

面接時の意外な役割とは?

応募者同様、採用担当者も面接は緊張するものです。そのため、まずは趣味・特技の話から話題を振って応募者と一緒に話しやすい空気を作ろうとする採用担当者は多くなっています。スポーツや趣味の話から始まったことにより、お互いの緊張が解け、志望動機の説明などをスムーズに始められた経験を持つ人は多いはずです。そのように、趣味・特技欄は面接時のアイスブレイクの役割も持っているのです。

履歴書の趣味・特技の書き方

趣味は何を書けば良いの?無趣味の場合は?

趣味はこれまで努力したことや生活感を伝えることができる箇所です。スポーツ、習い事、旅行など何でもあなたの好きなこと、興味のあることを書いてください。スポーツはプレイヤーとしてだけでなく観戦者としてでも良いのです。習い事は、仕事に関連するものである必要はありません。個人的に好きなもの・興味のあるものに挑戦する姿勢が見せられればPRになりますし、どんなものでも構いません。

もし、特別な趣味がないと言う方でも、自分の好きな事・関心のあることを書くことによってPRに繋げられるようにしてください。例えば過去を振り返って、友達と食べ歩きをよくしていたのであれば「食べ歩き」と書いておけば好きな料理やお店の話をすることができます。

過去や現在の普段の生活の中から、よく行っていたところを思い出してみてください。

 

特技の書き方とは?仕事に関連することを書くべき?

応募する仕事に関係する特技があれぜひ書くべきでしょう。もし実績があればその点も踏まえて記入すれば、よりアピールできます。例えば英会話が好きで勉強したのであれば、外資系の企業に対して好印象になります。パソコン操作が得意な方であれば、事務作業などの多い企業から好印象を持たれることでしょう。

ただし、アピールのために背伸びはしないほうが良いです。面接時に聞かれて、答えられずマイナスポイントになったり、働き始めてから聞いていた話と違うと悪い印象を持たれてしまい自分を苦しめる結果になります。また仕事に直接関係はなくとも、過去に努力して得たスキルを書くことで、頑張りをPRすることができます。仕事に関係するか考える必要はありますが、まずは自分が何をできるのか思い返すことをおすすめします。

具体的な書き方とは?

採用担当者にわかりやすく伝えるためには、箇条書きで記載すると良いでしょう。例えば、書き出しは野球として「高校時代に甲子園に出場」や「休日に仲間内のチームで草野球を楽しんでいます」など説明を追加すると良いでしょう。説明も長文になり過ぎないように注意する必要があります。面接担当者が見やすいように、少ない文字数で簡潔に伝えることを意識して書いてみましょう。
  

履歴書に書いてよいものと悪いものがある?

マイナスイメージにつながるものとは?

趣味・特技欄はあなたの人柄を採用担当者に伝えることができる欄なので、基本的には正直に書いてください。空欄で提出することは印象が良くないため、何かしらを記載することが重要になります。

ただし、一般社会においてマイナスイメージになりそうなことを書くと、逆に印象が悪くなるリスクがあるためおすすめできません。例えば、ギャンブル、政治・宗教、アニメ・漫画・アイドルなどはマイナスなイメージを持たれやすい傾向があります。応募する職業に関連しないのであれば、書くべきではないでしょう。

また、音楽鑑賞、映画鑑賞などのありきたりな内容も、印象に残らない、暗い人なのではと良い印象を持たれない可能性があります。

音楽鑑賞などを書く場合には、具体的に好きな作品やジャンルなどを書くことによって、採用担当者の共感が得られるように工夫することで、面接時に掘り下げて質問されやすくなります。

まとめ

これまで解説してきたように、履歴書の趣味・特技欄はあなたの人柄や生活感を伝えることが目的です。趣味、特技欄を充実させることによって面接時に話がしやすくなります。
自分を良く見せようと意識し過ぎることなく、出来るだけありのままの自分を伝えることようにしてみてください。伝わりやすい書き方と自分の人柄をいかに伝えるかを意識して書いてみてください。

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