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年収1000万円の生活の実態!手取りはどれくらいになる?

一般的に高給取りの一つの基準とも言えるのは年収が1000万円あることです。
確かに単純計算で1ヶ月あたりの給与は90万円ほどであり、それだけあれば十分余裕をもって生活ができるような印象を受けますね。
しかし、年収が上がれば上がるほど引かれる税金が多いということもまた事実。
もしかすると年収1000万円に達した場合でも、思ったよりも自由に使えるお金が少ない・・・なんて自体も考えられます。
そこで当記事では年収1000万円になるとどのような生活を送れるのかという実態を徹底調査。
手取りや平均貯蓄額などから、具体的にイメージしやすいような内容となっておりますので、ぜひ最後までお読みください。

年収1000万円の手取り額は?

それではまず、年収1000万円の手取り額から調査して参りましょう。
早速結論から申し上げますが、年収1000万円の場合は手取り額は700〜800万円程となります。
おおよそ200〜300万円ほど税金が引かれる計算になりますね。
「なぜ100万円ほども差があるの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
それは家族を扶養している場合などは控除される場合があるためです。
ちなみに税金の種類は以下となります。

加えて会社員か自営業かによっても税金に差が出るため、手取り額に差が生じるのです。

年収1000万円の平均貯蓄額は?

次に年収1000万円に達している方の平均貯蓄額を調べてみましょう。
政府統計の調査によると、年収1000万円から1250万円の世帯の貯蓄は100〜4000万円という結果となっています。
最も比率が高いのは2000〜2500万円です。
2000万円以上の貯蓄をしてる人の割合は約47%に達し、多くの方が年収の2倍近い貯蓄をしているということでしょう。
年収1000万円に達している人は家族構成や住宅ローンなどさまざまな出費があるとは思いますが、やはり貯蓄額は十分にあると考えられますね。

実際に贅沢な生活はできる?

以上、年収1000万円の場合の手取りや平均貯蓄額をご紹介しました。
やはり世間的に高給取りと言われるだけはあってそれぞれの金額は高いということがわかりましたね。
それでは実際に年収1000万円に達した方々は自身の生活をどのように感じているのでしょうか。
こちらに関してフレッシャーズが行った興味深いアンケートがあります。
年収が1000万円以上ある方を対象に「年収1000万え以上あるからこそ、こんな生活ができる、などのプチ贅沢自慢はありますか?」という質問をしたところ、「はい」という回答が32.5%で「いいえ」という回答が67.5%だったのです。
意外にも約7割が自分の生活を贅沢に感じておらず、質素な生活をしているようです。
「いいえ」という回答をした方からは「都心に住んでいて家賃が高いし生活費もかかるし、子どもにもお金がかかるから」「1,000万円程度ではそれほどリッチな生活はできない。普通に生活していてもそれなりにお金がかかる」といった声が寄せられています。
意外にも1000万円に達してもまだ自由に使えるお金は少ないようです。
一方で「はい」という答えをした方からは「高級腕時計を買い、高級外車に乗れる」「しょっちゅうお寿司を食べられる」と言った回答が寄せられています。
自由に使えるお金はまだ少ないと感じる方もいらっしゃる一方で、やはり高給取り呼ばれる年収1000万円に達していれば、高額な出費ができる方もいらっしゃるということですね。
一般的に年収が1000万円に達していれば無条件に金銭には困らない生活が出来そうな印象を受けますが、実際は扶養している家族の有無や住宅ローンといった固定費などによって、その自由度は左右されるようです。

年収1000万円はどんな職業に多い?

それでは年収1000万円に達している方はどのような職業についている場合が多いのでしょうか?
厚生労働省が2017年に発表した「賃金構造基本統計調査」をもとに、平均年収が1000万円を超えている職業をまとめましたので以下ご参照ください。

以上が平均年収1000万円を超えている職業の一覧となります。
総じて言えるのは資格の取得が必要な仕事であるということです。
トップ1,2である医師と航空機操縦士はそれぞれ資格の取得に数年かかります。
その分、専門性が高く従事できる人の割合が少ないため、高い平均年収を誇っているということでしょう。

まとめ

以上、年収1000万円に達した方の生活の実態を調査いたしました。
転職によって年収アップを考えている方や20〜30代の若手社員にとっては、年収1000万円というのは一つの大きな目標であることが多いでしょう。
しかし、実際に年収が1000万円ある方で自分の生活を贅沢に感じている方は意外と少ないということが明らかとなりました。
それでも年収1000万円を目指したいという方は、ぜひ自分の現在の生活と照らし合わせながら年収1000万円になればどれくらい生活が豊かになりそうかということを考えられてみてください。
当記事がその参考になれば幸いです。

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