履歴書の書き方が分からない!絶対にしてはいけないNG事例を紹介
履歴書は次の段階に進めるかどうかが決まるため、最初の難関であると言えます。履歴書の書き方が悪いと書類選考に通過することができず、面接まで進むことができません。履歴書の書き方で「してはいけないNGポイント」を押さえ、円滑に就職活動を進められるようにしましょう。また近年増えてきている「Web履歴書」の場合にNGになるポイントについても解説していきます。
履歴書のNG事例~書き方編~
誤字脱字、未記入がある
履歴書はビジネス書類になるため、誤字脱字があることは良い印象を与えません。採用担当者から見ると、読みづらく乱雑な印象を受けるため、伝えたいことが伝わりにくい可能性があります。下書きを用意するなど間違えない工夫をすると良いでしょう。
また、未記入の欄があることも見直し不十分だとみなされるためNGです。特に日付を書き忘れることが多いので注意しましょう。履歴書を書き終えた後は、きちんと誤字脱字と未記入欄がないか確認を行うことが大切です。
ひらがな、カタカナの多用と略称を使用している
漢字が少なく、ひらがなやカタカナを多用することも読みづらさに繋がるため、よくありません。分からない漢字がある場合は調べて書くようにしましょう。また、名称は略称ではなく、正式名称を使用しましょう。例えば、株式会社を(株)と記載したり、普通自動車第一種運転免許(AT限定)を自動車免許と記載するのはNGです。
履歴書のNG事例~内容編~
嘘の内容
履歴書には嘘の内容を書いてはいけません。持っていない資格を持っている、できないことをできる等と偽ることはNGです。就職後にはその人に見合った仕事を割り振られます。その際に履歴書にできると書いたスキルの仕事ができないと、結局嘘がばれてしまいます。また、信用問題にも繋がるため、社内での評価や周りから悪い印象を受けるでしょう。
採用になった際は資格証明を提示する場合があります。応募の段階ではバレる可能性が少なくても、就職後にバレてしまうことがあります。履歴書での嘘は経歴詐称とみなされるため、最悪の場合、懲戒解雇になる可能性もあります。
内容が薄く具体性がない
履歴書では採用担当者に自分の思いを伝えられるかが大切です。具体的な内容を書かず、内容が薄いとその会社に入りたいという熱意が感じられず、説得力に欠けてしまいます。また、まとまりがない文章だと伝えたいことが分かりにくいという印象を受けます。自分がどうしてその会社に入りたいのか、魅力的だと思った点はどこなのか、または自分のアピールポイント等、自己分析を通して読み解いていくと良いでしょう。
Web履歴書でNGな書き方とは?
レイアウトを意識しましょう
Web履歴書でも紙の履歴書と気を付けることはほぼ同様です。誤字脱字や未記入の欄が無く、適切に漢字が使用されているかどうか、嘘偽りがなく具体的な内容が書かれているかが大切になります。ただし、Web履歴書では環境によっては文字化けしてしまう可能性があるので、「環境依存文字」を使うことは避けたほうがよいでしょう。
また、紙の履歴書とは違い、Web履歴書では文字を羅列するだけでなく、視覚的な見易さを重視してレイアウトを工夫すると採用担当者の目に留まりやすくなります。
証明写真と文字数にも注意
Web履歴書は紙の履歴書と同様、正式なビジネス文書です。証明写真もプライベートな写真ではなく、履歴書用の写真を使用しましょう。また、写真館のようなカメラマンに撮影してもらう証明写真の方が高品質のため、より良い印象を与えます。撮影の際にはスーツにしわやよれがないか、髪型は清潔感があるかどうかにも注意しましょう。
また、Web履歴書では必須入力の項目が多いことが特徴です。項目が多いからといって、文字数が少なすぎてしまうと良い印象ではないので、最低でも300文字以上入力するようにしましょう。ただし、長すぎても情報量が多すぎるため、伝わりにくくなります。短すぎず、長すぎない文字数にするよう心がけましょう。
まとめ
履歴書の絶対にしてはいけないNGポイントを紹介しました。履歴書は誤字脱字や未記入欄、または伝えられる文章になっているかを書き終わった後よく確認することが大事です。訂正があった場合は初めから書き直すようにしましょう。面倒かもしれませんが、そのひと手間が合否に関わってきます。
また、履歴書は企業とのファーストコンタクトになります。そこで第一印象が決まってくるため、大変重要な書類になります。次のステップに進むためにも、良い印象を与えて採用担当者の目に留まるような履歴書を作成できるよう、履歴書のNGポイントには注意しましょう。