【年代別】転職市場で求められる人材の特徴とは？

2019/08/27

転職市場においては、年代によって求められることは変わります。このことを踏まえてアピールしていくのとがむしゃらにアピールするのでは内定率に大きな差が出てきます。この記事では年代別に求められる人材の特徴をお伝えしていきます。

【年代別】転職市場で求められる人材の特徴

20代に求められるもの

20代はその将来性や潜在的なポテンシャルの高さから、積極的に採用したいと考えている企業は多くあります。
特に第二新卒は、最低限の社会人としてのマナーがありながら柔軟な考え方ができるため重宝されます。

「第二新卒」・・・学校を卒業後、就職してから1年～3年以内に退職した人。

●20代に求められる特徴

最低限の社会人マナー
柔軟性や将来性
やる気や熱意

これがすべて揃っていればどのような業界でもチャレンジしやすいのが20代の特徴です。もちろん他にも協調性が高いとか資格を持っているとか他にも強みがあれば積極的に打ち出していきましょう。そうした強みを分かりやすく説明できるように準備しておくことが重要です。特に20代後半の場合は、今まである程度培った強みをアピールできれば武器となるので意識するようにしてみてください。

30代に求められるもの

30代からの転職には即戦力性が求められるようになります。どんな職種においても共通するポータブルスキルがあれば未経験職種へのチャレンジもギリギリ可能な年代ともいえます。しかし、未経験からの転職は20代と比べるとぐんと厳しくなることは事実です。

●30代に求められる特徴

即戦力（豊富な経験やスキル）
ポータブルスキル

「ポータブルスキル」・・・持ち運び可能な能力。積極性や提案力、まじめさといった特定の業種・職種だけにとらわれないスキル。

他にも、20代にはない豊富な経験のアピールとして、マネジメント経験や教育をした経験などを打ち出せればかなり有利に働きます。
自分では気付けない自分だけの強みを知るためにも転職サイトなどで用意されている各種診断を利用してみるのも一つの手でしょう。

40代に求められるもの

40代では30代以上に未経験職種への挑戦が困難になります。つまりスキルや経験が確実に求められます。プレーヤーとしてだけでなくマネジメント能力も必要とする企業は非常に多いです。そのため、管理職経験や部下の教育経験はもちろんのこと、仕事やプロジェクトを進めるうえでのトラブル対処についても詳細に打ち出していくことが重要です。

さらに、40代の豊富な経験やスキルが逆に扱いづらいと捉えられて会社に溶け込みにくくなる可能性もあります。だからこそ40代からの転職では、たとえ高い実力をもって転職を成功させたとしても新しい職場に入社したら謙虚な姿勢や柔軟性が求められます。

●40代に求められる特徴