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職務経歴書の適切な枚数は2枚!【タイプ別】採用側が好む作成ポイント

転職する常識は時代と共に変化します。職務経歴書を作成して転職活動することが主流になった昨今、よくある声は「何枚に収めればいいの?」と悩みます。

転職する人が白紙の職務経歴書の前で「何をどのように書けばいいのか」これまでの自分と真剣に向き合います。

採用する側が好む職務経歴書の作成ポイントを知ると、自信を持って転職活動に励むことができます。

職務経歴書に必要な枚数

ハローワークや職業訓練学校では職務経歴書の枚数を2枚にまとめるよう指導しています。
必ず2枚にしなければならない規則はありませんが、採用する側は会社で責任のある立場にあるので日常業務が忙しい人がほとんどです。
必ず2枚にしなければならないというルールはありません。

2枚にする理由

採用側に提出する書類は履歴書1枚と職務経歴書2枚が通常とされています。これ以上書類が増えると要点がつかみにくくなるといわれているからです。

実際に書類を封筒に入れて送付する場合、縦長封筒に入れると履歴書と職務経歴書の枚数だけでもかなりボリュームがあると感じるものです。

職務経歴書が3枚以上になる場合はシンプルに要点をまとめましょう。

採用側の本音

職務経歴書が一般的でなかった時代は見本がありませんでした。その後、読みやすい職務経歴書を提出する人を参考に少しずつ見本が作られるようになり、多くの採用側の意見を取り上げて「2枚までがちょうどいい」となったようです。

前職の実績をアピールしたい気持ちはよくわかりますが、シンプルにあなたの良さをまとめましょう。

職務経歴書の役割

職務経歴書は履歴書に書いた職歴を深堀した役割を果たします。
あなたがどのような分野で活躍して、どんな仕事を担当してきたのかなど実務経験の内容を知ることができます。

面接官はこの会社で何ができるのか、どのような価値観を持って仕事をするのかを書類と照らし合わせて総合的に判断して合否を決定します

資格や実績は大きな自己PRになるので大いにアピールしましょう。

ビジネス能力をブラッシュアップしよう

自分の能力や長所をビジネス能力から整理する場合、職務経歴書の「活かせる能力」や「自己PR」の項目に盛り込むことができます。

活かせる能力 自己PR
企画力のある人 市場のニーズを分析して戦略を練ることを得意としています
仕事覚えが早い人 物事を論理的に考えることができます
社交性がある人 取引先との交渉に自信があります
教えるのが上手な人 わかりやすく説明することが得意です
協調性がある人 誰とでもすぐに親しくなれます
勤勉な人 真面目に最後まで諦めずやり遂げる性格です

職務経歴書2枚にあなたの実績と個性を盛り込みましょう。具体的な事例を交えると信憑性が高く採用側の目に留まる確率が高くなります。

タイプ別の職務経歴書と枚数

面接に応募する人の職務経歴書を見ると、どんな人でも何かしら実績を積んでいます。転職先で即戦力として活躍できるかを判断する基準になります。

面接官は履歴書や職務経歴書を見て、ビジネススキルと性格やどのような行動をするのかまで情報収集します。

転職が多く職歴が短い場合

転職が多い人の職務経歴書の特徴は枚数が2枚で収まらないことです。
採用側から「なぜ転職が多いのか」「採用してもすぐにまた転職するのではないか」と質問される内容が多くなりがちです。

シンプルにまとめて2枚以内に収まるよう工夫することが大切です。

あなたの欠点も指摘される場面も出てくるかもしれません。このため、これまでの転職が前向きに行われてきたことを強調しましょう。

転職で能力の幅が広がったことや、それぞれの勤務先で実績をあげてきたことなどを職務経歴書にまとめましょう。

いろいろな分野に興味があり好奇心が旺盛である性格を伝え、真面目に勤務する人物であることをアピールすることが重要ポイントになります。

転職が多いと一貫性に欠けていると判断されがちなので、あなたの得意な業種などどこかに一貫性をもたせると不利な状況を回避できます。

同じ職種へ転職する場合

同じ職種へ転職することは「経験者」であることを示し、即戦力になることを伝えることが最大のアピールポイントとなります。

採用側はあなたが入社して早い段階で能力を活かして欲しいと考えています。

前職における職務の内容や実績、身につけた知識・能力を具体的にわかりやすく記入しましょう。

前職の会社の名称と共に、事業概要(どんな業界で働いたのか)を記入すると、実務経験者として信憑性が高くなります。

会社で資格を取得した場合は、向上心があり、真面目な性格をアピールできます。

同じ会社で長く勤めていて初めて転職する場合

会社の事情で長く勤めた人が転職する場合、業績悪化のためにやむを得ず転職する人が多いようです。そのため転職のライバルは同僚のケースも大いにあります。

自分が身につけてきた能力や知識や経験のうち、その会社だけで通用するものではなく、他社でも応用できるものは何かを見極めましょう。

やってしまいがちなことは、職務経歴書に職務内容を詰め込み過ぎてしまうことです。面接官の感想は「凄い人だけどこの会社で何ができるのかわからない」そうです。

他者で活かせるスキルや資格、活用できる知識や能力は最大のアピールポイントになります。

勤務態度や健康状態を実績の中にさりげなく記入すると、常識的で真面目な性格を伝えることができる。

派遣社員やアルバイトで就業してきた場合

パートやアルバイトでも責任のある仕事を任される場合があるので、正社員として働く場合に活用できる要素があります。

派遣就業者は早く正確な作業能力を活かして、専門職など新しい分野へキャリアチェンジを狙う人が多いようです。
派遣就業のため残業が認められていないとか、会社内でスキルアップの制限がある場合が多く、転職先で「何がやりたいか」熱意を伝えられると好印象になります。

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