派遣社員で仕事をするメリットとは？どんな人に向いている雇用形態？

派遣で働いてみたいけれども、具体的に仕事をする上でどんなメリットやデメリットがあるかよくわからないと思っていませんか？以下では派遣社員で働くことのメリットとデメリットについてまとめました。またどのような人が派遣社員向きかについても解説していきます。

派遣社員のメリットとは？

派遣で働くことのメリットはいくつかあります。主なものとして以下のような項目が考えられます。

自由度が高い

派遣社員の場合、希望する条件を出して仕事の紹介を受けられます。職種や勤務時間、勤務地などいろいろな条件が出せるので自分の理想の職場で仕事ができます。ワークライフバランスを重視したい、育児と両立させるために自宅の近くで勤務したいなどの条件に合った仕事を紹介してもらえます。

いろいろな経験を積める

派遣社員は一定期間仕事をして、期間満了すれば別の職場を紹介してもらう勤務スタイルです。このため、いろいろな職場を経験できるのは派遣の強みです。いろいろな業種で仕事を積めますし、ベンチャー企業から誰もが知る大企業までいろいろな職場を体験できます。

悩みを相談しやすい

派遣社員は派遣会社に所属して、そこからの紹介を受けて職場で働きます。派遣先で何らかの悩みを抱えることもあるでしょう。その場合、在籍している派遣会社の担当者に相談できます。勤務先の直接雇用の場合、直属の上司にはなかなか相談できないことでも派遣会社には話しやすいです。場合によっては派遣会社から派遣先の企業に話が行き、勤務環境を改善してもらえるかもしれません。

派遣社員のデメリットとは？

派遣社員で勤務するのはメリットのある半面、デメリットもあります。以下で紹介しますが、デメリットも踏まえて働くかどうか検討しましょう。

安定した勤務にならない

派遣社員で仕事をする場合、ずっと派遣先で働けません。法律上派遣で働き続けられるのは、3年が上限です。しかしここまで勤務できるケースは実際には少なくなっています。派遣先や派遣会社によりけりですが、大体半年から1年半で仕事の変わることが多いです。仕事が変わるということは給料などの条件もその都度変わります。このため、収入はなかなか安定しません。

正社員よりも待遇は悪くなる

派遣社員は正社員と比較して、待遇はどうしても低くなりやすいです。給料が低いだけでなく、正社員にはボーナスが支給されても派遣社員は何ももらえないことが多いです。さらに交通費が派遣社員には支給されない場合もあります。勤務先が遠いと交通費がかさみ、手取りが少なくなるので自宅からの位置関係も考慮して働くかどうか決めないといけません。